福祉の街 社長ブログ

私たちの新しいミッション ~2人のディズニー研修から~

  8月もお盆をすぎると、さすがに暑さの中にも秋を感じます。子供たちの夏休みも後半戦・・・、私のブログも1月半すっかり夏休みしてしまいました。

 

1月くらい前になりますが、民間介護事業者団体主催の「ディズニー人材育成研修」に2名の職員が参加し、その報告がありました。それがとてもしっかりとした内容でしたので、今回紹介したいと思います。要約すると、ディズニーリゾートのゴール(目的)は「ハピネス(幸福感)を提供すること」である・・その上で2名の報告から印象的な部分を。(少し私の方で要約しました)

 

(2人の研修報告)

發智職員(デイーサービス東松山)

   研修を通じ、テーマパークと福祉という一見違う業種に感じられるものですが、学びを通じ、かけがえのない共通点も見つける事ができました。それは私たち福祉の専門職はお客様へ、ディズニーの「ハピネス」と同様の「ウェルビーイング」を提供していることです。

*身体的・精神的・社会的に良い状態で、健康・幸福な状態

   生き残りが掛かっている福祉業界で、ディズニーリゾートにはこの難局を乗り切るヒントがあるように思いました。一つは雇用形態に関わらない多様なキャリアアップ制度。さらに「価値感」「行動規律」「目指すべきゴール」といった、ディズニィーリゾートのような簡潔かつ明確で、普遍的な行動指針があったら、日々の業務の中で、自己で判断し行動するといった自主性を育て、それが自身のモチベーションにも繋がると思いました。ディズニーでは、創業者の精神を風化させないために、指針を明確にして、全職員が同じ方向にむかっています。

 

田島職員(レンタル川越)

   福祉の街のやり方・考え方はディズニーと共通するものがあるように感じました。福祉の街には経営方針書があり、これは私たちにとって道標です。・・・今働く人たちがきちんと福祉の街を理解する必要があります。また、会社としてのゴールもそうですが、職員一人一人にも目指すゴールがあるかと思います。

   座学の最後に「目指すべき姿」という項目で、「自分の目標を明確にする」とありました。「あなたは職場においてどのような存在になろうと思いますか?そのために具体的に行動を起こせることはありますか?」という問いです。

私は、「気持ちよくみんなが働くことのできる環境を作れる存在。忙しい時こそ笑顔を忘れずに接する。」と書きました。・・・・そして、研修後地味に始めたことがあります。毎朝朝礼で経営方針書を朗読しますが、みんなが笑顔になったらいいなと思い、「今日も一日キープスマイルでよろしくお願いします」と付け加えてみました。

研修を振り返り、頭に思い浮かぶのは、研修の講義をして下さった人の笑顔、パーク内視察で出会ったキャストの笑顔です。

 

  2名は福祉業界・当社とディズニーを重ね合わせて考え、行動を開始してくれました。そのことを嬉しく思います。改めて「価値観」・「行動規律」「目指すべきゴール」といった指針=「経営方針」を明確にすることの大切さを感じた次第です。別添に「当社のミッション・事業・行動規範」をディズニーと対比してみました。(別添.pdf 

 

(新しいグループミッション) 

 当社では指針を著した「経営方針書」を、毎日各職場で朗読しています。

 この方針書に、4月から私達の新しいグループミッション(6つのお客様の欲求と4つのミッション)が加わりました。これまでのミッションをより具体化したのです。

・6つのお客様の欲求

①自分の暮らしをできるだけ長く自分でコントロールしたい。

生活の質を改善し続けたい。

自分の住む街で社会参加したい。

温かい人間関係がほしい。

共感してほしい。

問題解決に協力して欲しい。 

・4つのミッション

①お客様とスタッフの人間的な関係を基盤に、

自律支援とQOL向上につながる「最良の解決策」を見出すためにお客様とお客様のもつネットワークと協働し、 

専門性の高いケアを責任を持って、チームで提供する。 

④本気・コミュニケーション・チーム

 

 介護する職員はもちろん、ご家族も、そして介護を受ける方も、このミッションに共感していただきたい、私はそう願っています。その先にある会社としてのゴールは抽象化すると「生き甲斐の創造」。2人の言葉にすれば、「ウェルビーイング」であり、「キープスマイル」なのではないか、と思うのです。

平尾雅司