福祉の街 社長ブログ

桜の季節

  会社の近くの上沼公園を歩くと、桜が満開である。先日の5月下旬並みの気候で、一気に開花したようだ。

昼、桜の下でお弁当を開いている年配の女性達、独り缶ビールを片手にしている男性、子供と遊ぶ母親の姿。穏やかで長閑な風景である。立ち止まると、ふと一陣の風が頬を撫で、花びらが空を舞う。桜の花は儚く、人の命に喩えられる。

(埼玉県東松山市上沼公園) 

 

 今年に入り、私の身近なところで、三人の方が逝去された。長年医療・福祉分野に尽力されて、地域包括ケアの原型をつくった方。かつて会社の立場を背負って厳しい交渉をやりあった相手方。そして、いつも穏やかな笑顔で真摯に仕事に取り組んでくれた大切な私達の仲間・・・。悲しいなどと、ご家族の辛さを想えば、そう簡単に口にできないが、やはり口惜しく、残念だ。  

 明日から天気は下り坂。これから一週間くらい、天気はぐずつくという。雨とともに桜の季節は終わり、雨とともに新緑の季節がやってくる。きっと三人が残した芽からも、新しい命、新しい葉っぱが顔を出すことであろう。ご冥福をお祈りしたい。 

平尾雅司