昨日までの3日間
第40回 国際福祉機器展 H.C.R.2013という催しが、東京都江東区有明3-21-1にある東京国際展示場「東京ビッグサイト」東展示ホールで開催されていました。
この催しは、ハンドメイドの自助具から、最先端技術を活用した福祉車両まで、世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会で、福祉機器を中心に福祉に関わる多くの事柄の情報発信の場となっている為、私達の様に福祉機器を扱う職業に従事する者だけでなく、福祉関係のあらゆる職種の方や、行政機関関係者、また、普段は福祉機器に接する機会が殆どない一般の方まで、多くの方が来場し、ありとあらゆる福祉機器に直接触れ、体感し、見聞きして、福祉に関する知識を広げたり、深めたりする場となっています。
私達、「西入間サポートセンター」福祉用具担当の面々も、それぞれスケジュールを調整し、3人中2人のスタッフがHCRに行って参りました。
行くことが出来なかったスタッフもとても行きたがっていたのですが、スケジュールの調整がつかず、お客様にご迷惑をかけてしまうわけにはいきませんので、残念ながら今回は見送り、行けなかった分を埋められる様に、3人で情報交換をしています。
3人で情報交換を行うと、あらためて経歴や福祉用具担当としての経験値の違いといったことからか、別々の視点、個性を持っていることを感じました。
まず、会場に行った2人で話しても、そこで得てきたもの、感想、印象に残った物の違いが大きくありました。
とても広い会場であるにも関わらず、所狭しと並べられているありとあらゆる福祉用具を、限られた時間の中で見て回ろうと思うと、自然にそれぞれの興味の違いによって、差が出るものです。
障害者の就労を支援する仕事をしていた経験のある私にとって、印象的だった福祉機器は着るエアバッグでした。転倒を感知し、0.1秒でジャケットに内蔵されていたエアバッグが開き、後頭部と臀部を保護するという物です。以前の職場で、てんかん発作の為突然倒れてしまう心配があるのに、周りの視線が気になると言って、保護帽を被るのを嫌がっていた方を思い出しながら、ジャケットのベルトを留めるだけで、転倒を感知するセンサーのスイッチが入る容易さ等に感動しました。
また、東日本大震災の影響が良い意味で出ている、経験が活かされていると感じる内容の出展も多いと感じました。その内の一つが、JINRIKIです。車いすの前輪近くのフレームに取り付けるような形で使う物で、車いすがまるで人力車の様になり、前輪を浮かせて引くことが出来る様にすることで、車いすを通常の様に後ろから押して行う介助では走行の難しい砂利道や段差、坂道などの悪路でも円滑な走行を可能にする物です。
HCRは、この様な様々な福祉用具が展示され、時にはその福祉用具を開発した方々の話を聞くことが出来たり、その福祉用具を日常的に使っている方の感想も聞く事が出来るとても勉強になる、とても良い機会であるとあらためて感じました。
今年行くことの出来なかった方も、可能であれば来年は是非会場に足を運び、見聞を広める機会を得られることをお薦めします。
また、私達も、HCRに行って終わりではなく、行ってみての感想を話し合ったり、会場で見聞きした事を教えあったりしながら、福祉用具担当として、また、一人の人間として成長していければと考えています。
株式会社福祉の街 西入間サポートセンター
福祉用具担当 赤城弘美























